【国際線特典航空券】ANAのルールや使い方を”画像付き”で完全解説!乗継でお得度アップ

ANAマイル

非常に複雑な「ルール」がある”マイル使用方法”

陸マイラーを始めると”簡単”にマイルを貯めることができ、マイルを貯めるようになると、

どのように使うか?

が重要になってきます。

そんな国際線における”マイルの使い方”について解説していきます。

尚、この記事では

「実際に予約する方法も”画像付き”で解説」

しています。

まずは、基本的な【ルール】について順番に解説していきます。

【対象便】国際線特典航空券ルール①

対象便:ANAはスターアライアンスに加盟しており、スターアライアンスの航空会社であれば特典航空券を使って予約が、ほとんど可能です。

また国内線で乗り継ぐ場合は

以下の4社の「コードシェア」が使用可能です。(ANA便)

  • 「スターフライヤー」
  • 「ソラシドエア」
  • 「エアドウ」
  • 「オリエンタルブリッジ」

【対象クラス】国際線特典航空券ルール②

対象クラス:はすべて利用可能です。

  • 「エコノミークラス」
  • 「プレミアムエコノミー」
  • 「ビジネスクラス」
  • 「ファーストクラス」

「マイルの価値」を最大限まで高める方法は「ビジネスクラス」「ファーストクラス」に乗ることで”威力”を発揮します!

【必要マイル数】国際線特典航空券ルール③

必要マイル数:基本的に国際線は片道のみの予約はできません

必ず「往復予約」する必要があります。

必要マイル数は

  • 「出発地」
  • 「目的地のゾーン」
  • 「シーズン」
  • 「搭乗クラス」

によって異なるので、ちょっと”ややこしく”なります。

必要マイルの「確認方法」

国際特典航空券」を利用する際、以下の流れで予約する形になります。

順番にみていきましょう!

国際線特典航空券の「ゾーン区分」

これらに分かれており、必要マイル」はすべて異なります。

うれしいのが「ハワイ」は距離(マイル)が短いので

少ないマイル数で発券可能”

しかし、「ハワイ」の特典航空券は”激戦なので、発券するにはそれなりの「覚悟」が必要です。

当ブログではハワイ特典航空券の”裏ワザ”もご紹介しています。

国際線特典航空券の「ゾーン詳細」

日本
(Zone 1)
日本
韓国・ロシア1
(Zone 2)
ソウル、ウラジオストク
アジア 1
(Zone 3)
北京、大連、瀋陽、青島、上海、杭州、広州、厦門、成都、武漢、深セン、香港、台北、マニラ
アジア 2
(Zone 4)
シンガポール、バンコク、ホーチミン、ヤンゴン、ジャカルタ、ムンバイ、デリー、ハノイ、クアラルンプール、プノンペン、チェンナイ
ハワイ
(Zone 5)
ホノルル
北米
(Zone 6)
ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル、サンノゼ、ワシントン、ニューヨーク、シカゴ、ヒューストン、バンクーバー、メキシコシティ
欧州・ロシア2
(Zone 7)
ロンドン、パリ、フランクフルト、ミュンヘン、デュッセルドルフ、ブリュッセル、ウィーン、ミラノ、ストックホルム、モスクワ、イスタンブール
オセアニア
(Zone 10)
シドニー、パース

ANA公式ページ」での案内はこちら

「シーズン期間」詳細について

国際線特典航空券「ゾーン2・3・4のシーズン期間」

国際線特典航空券「ゾーン6・7のシーズン期間」

国際線特典航空券「ゾーン5・10のシーズン期間」

ANA公式ページ」での案内はこちら

「必要マイルチャート」一覧について

必要マイルチャート:以下のような「表記」がり、チケットも同様の印字がされます。

  • Y:「エコノミークラス」
  • PY:「プレミアムエコノミー」
  • C:「ビジネスクラス」
  • F:「ファーストクラス」

詳細の一覧は以下の通り

国際線特典航空券「韓国・ロシア1(ゾーン2)の必要マイル数」

国際線特典航空券「アジア1(ゾーン3)の必要マイル数」

国際線特典航空券「アジア2(ゾーン4)の必要マイル数」

国際線特典航空券「ハワイ(ゾーン5)の必要マイル数」

国際線特典航空券「北米(ゾーン6)の必要マイル数」

国際線特典航空券「欧州・ロシア2(ゾーン7)の必要マイル数」

国際線特典航空券「オセアニア(ゾーン10)の必要マイル数」

「ANA公式ページ」での案内はこちら

必要マイルチャート」でわかるように

ファーストクラス」の設定がない路線

も多く、”航空業界がその流れ”になっていて、その傾向は「今後も続く」と思われます。

なのでファーストクラスのサービスを受けたい方

早め”に搭乗されることをおすすめします

【クラス混在】国際線特典航空券ルール④

ユナイテッド航空 最新ビジネスクラス「ポラリス」

クラス混在:片道で乗継する場合、1区間でも上級クラスの区間があると、

上級クラスのマイル数が適応

になります!

【有効期間】国際線特典航空券ルール⑤

旅行開始日から1年間」なので、かなりゆとりはあります。

※マイル自体の有効期限は「3年間」です。

【旅程】国際線特典航空券ルール⑥ー重要ポイントー

ここからが「特典航空券」を使用する上で非常に大事な”ポイント”になってきます。

旅程「ルール」一覧がこちら

  1. 出発地からの必要マイル数が「最も高い地点」を目的地とします。
  2. 往路・復路「最初の都市」または「最後の都市」を経由することはできません。
  3. 出発地と最終帰着地が異なる場合、「同一国内」であることが必要です。
  4. 出発地と最終帰着地が異なる場合、または往路到着地と復路出発地が異なる場合、「同一エリア内」であることが必要です。
  5. 往路到着地と復路出発地が異なるゾーンになる場合、必要マイル数は各ゾーンで必要とされる「マイル数の2分の1の合算」になります。

順番にみていきましょう!

1.出発地からの必要マイル数が「最も高い地点」を目的地とする

この図の場合、

行きは「ソウル経由」で”ロサンゼルス”にいきますが、

ロサンゼルスが最終目的地」

なので必要マイル数は北米(ゾーン6)のマイル数が必要です。

2.復路・往路それぞれの「最初の都市」「最後の都市」を経由することはできない。

この図でわかることは、逆に”違う都市”であれば可能(ゾーン内)ということがポイントです。

例えば、

行きが「羽田」で出発し、帰りが「成田」

みたいな使い方ができます。

3.出発地と最終帰着地が異なる場合、「同一国」であることが必要

この図でわかるように「日本国内」であれば違う都市で終着することも可能です。

ー注意事項ー

  • 香港と中国、香港とマカオは「別国」とみなします。
  • スカンジナビア内のみの旅程を除き、スカンジナビア3カ国(デンマーク・ノルウェー・スウェーデン)は、「同一国」とみなします。
  • アメリカ合衆国とカナダは「同一国」とみなします。
  • ヨーロッパ内のみの旅程を除き、ヨーロッパは「同一国」とみなします。ただし、ウラル山脈以東のロシアの一部地域は対象外です。

4.出発地と最終帰着地が異なる場合、または往路到着時と復路出発地が異なる場合、「同一エリア」であることが必要

左の例は同じ「欧州(ゾーン7)」なのでOK。

右の例は同じロシアでも、

ウラジオストクはロシア1(ゾーン2

モスクワはロシア2(ゾーン7

なので利用できません。

5.往路到着地と復路出発地が異なるゾーンになる場合、必要マイル数は各ゾーンで必要とされる「マイル数の2分の1の合算」になる

各「ゾーン」の分の「必要マイル数は2分の1」で計算します

上記の例にあげると…

「ロサンゼルス」まで「レギュラーシーズン」「エコノミークラス」片道の必要マイル数は…

ゾーン6」→50,000マイル

2分の1”で計算するので、片道は25,000マイル」

行きは「ハワイ」なので…

ゾーン5」→40,000マイル

2分の1”で計算するので、片道は20,000マイル」

よって…

ロサンゼルス片道「25,000マイル」+ハワイ片道「20,000マイル

「往復で45,000マイル

という計算になります!

【途中降機・乗り換え】国際線特典航空券ルール⑦ー重要ポイントー

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  • 途中降機:「日本発」は、途中降機できませんが、「海外発」は目的地以外に1回のみ可能。
  • 乗り換え:日本国内で往路・復路各2回まで可能。

これが「国際線特典航空券」の”お得な使い方“の一つで、目的地の「単純往復だけでなく

「”色々なところを経由”しながら、旅行ができる

というものです。

例:日本からオーストラリアに行く旅程の場合で…

往復の途中で「沖縄に観光」していく

復路で「シンガポールに観光」して帰る

というような旅程が、

目的地までのマイル数のみで可能

です。

【幼児・小児の特典利用】国際線特典航空券ルール⑧

幼児(2歳未満)の利用:座席を必要としない幼児旅客は、同伴する大人の特典航空券同じクラスの

必要マイル数の10%で利用が可能

それ以上の年齢になると”大人と同様のマイル数が必要です。

【利用になれない期間】国際線特典航空券ルール⑨

利用になれない期間:「特にな」です。

よってお盆正月GW争奪戦です。

【予約期間・発券期限】国際線特典航空券ルール⑩

予約期間:「旅程の復路搭乗日355日前午前9時から第一区間出発の96時間まで

特典航空券には座席「開放枠」が決まっています。人気路線を確保したい方は「予約開始時期」を確認しましょう!

発券期限:予約が出来次第、すぐに「マイルが減算」となり発券されます。

【重複している予約の取扱い・発券手数料】国際線特典航空券ルール⑪

重複している予約の取扱い:ANAより予約便の「取消連絡」があるようです。

発券手数料:「インターネット」「電話」の”2つの予約方法”があります。

  • 「インターネット:無料
  • 「電話での予約:2,000円の手数料

断然「インターネット」がお得です!

【空席待ち】国際線特典航空券ルール⑫

お預かり期限は

「第一区間出発の14日前まで」

  • 空席待ちからお席がご用意できた時点で、「メール」にてお知らせします。
  • 全旅程がご用意できた場合は「別途お知らせする発券期限」までに発券をお済ませください。
  • 期限内にお手続きいただかない場合、「予約は取り消し」になります。
  • 発券後の空席待ちは「ご希望便の14日前までとなります。
  • 同一クラスで購入される「重複予約」はお受けできません。
  • 便の混雑状況により空席待ち予約をお受けできない場合があります。

空席待ち:意外と”キャンセルがあるようなので、どうしてもその航空券が欲しい場合は「空席待ち」するのもアリかと思います。

但し、旅行計画が立てにくいというデメリットもありますね・・・

【未使用の払い戻し】国際線特典航空券ルール⑬

未使用の払い戻しは

1名につき3,000マイルにて可能

これは一見高そうですが海外の航空会社と比べると、かなり”リーズナブルなキャンセル料”です。

※期限切れのマイルは払い戻しされませんのでご注意ください!

【画像付き】国際線特典航空券「予約方法」をレクチャーします!

まず「ANA国際線特典航空券」のページにいき、ご予約・空席照会を選択

次に、「以下の項目」をそれぞれ入力後、検索するを”クリック”する。

  • 「出発地」
  • 「到着地」
  • 「往路出発日」
  • 「復路出発日」
  • 「クラス」
  • 「人数」

今回の条件はこちら↓

  • 「東京(すべて)⇆ロサンゼルス」
  • 「クラス:ビジネスクラス
  • 「人数:2人

にて検索します。

その他前後3日の空席を比較」を選択しています!

すると検索中の画面になり…

一週間分の「空席情報一覧」が出てくるので、

希望の日を「往路・復路」ともに選択

次へを”クリック

”コロナ禍”なので、それに関する情報が出てきます。

問題なければ確認」を選択

ここで細かな「フライト情報が出てきます。

自分の都合のいいフライトを選択し、次へを選択。

選択したら”間違いないか”「確認画面」がでてきます。

「荷物情報」

これらの情報に「間違いがない場合」次へを選択

あとは「お客様情報入力」「お支払い情報」を入力すれば完了です!

マイル以外に「サーチャージ料」「空港使用料」等が別途かかります。


「ユナイテッド航空マイレージプログラム」は非常に便利です!

下記の記事をご覧ください!!!!!!

【まとめ】ANAマイルは貯まりやすいが、座席確保が難しくルールが複雑

出典:ANA公式サイト
  • スターアライアンスメンバーの航空会社はマイルを使用して予約可能」
  • 途中降機(24時間以上滞在)は海外発のみ「1回可能」
  • 乗り換えは日本国内で「2回可能」
  • 2歳未満は「大人の10%のマイル」で搭乗可能
  • 予約開始は復路出発日の「355日前の9時」より開始
  • 発券後の払い戻し(キャンセル)は「3,000マイル」手数料

7月より「ホノルル便」にて、”エアバス「A380」フライングホヌ”をしたするANA。

常に、一年先つまり・・・

「来年の特典航空券の争奪戦」

始まっています。万が一行けなくなっても、

キャンセルは「3,000マイル」にて可能です

予約だけでもして「来年の旅行計画」してみませんか?

マイルは「誰でも」「簡単」に貯めることができます。

以上参考になれば嬉しいです。

最後までご覧いただきありがとうございます

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