【自慢したくなる】飛行機の見分け方。ANA保有機材をご紹介!ボーイング&エアバス2社も同時解説

ANAマイル

どーも!飛行機好きのburioです

空港などで「飛行機の機種」を聞かれて

「あの機種は○○」

ってすぐに答えれたら、カッコよくないですか⁈

本記事では現在、旅客機の市場約「8割」を誇る

「エアバス」「ボーイング」

「2社」の解説を含め、以下の内容でお伝えします!

  1. 旅客機は「2社」の独占状態ー「ボーイング」「エアバス」ご紹介
  2. LCCのほとんど「A320」か「B737」
  3. 「エアバス」ーA320・A380ー
  4. 「ボーイング」ーB737・B767・B787・B777ー

【飛行機の見分け方】①:旅客機は「2社」の独占状態ー「ボーイング」「エアバス」ー

航空機メーカーの世界売上高ランキングの分析(2020年版)に記載されている各社の売上高でみると、中大型「航空機」は

この2社”独占状態

  • 1位 Airbus(エアバス) 41.45%
  • 2位 Boeing(ボーイング)16.36%
  • 3位 General Dynamics(ジェネラルダイナミクス)8.18%

※ボーイング社は「コロナ禍」で売上を大幅に落としています

ちなみ以後、紹介する機材【飛行機の種類】「B」と頭文字がつくものは

【B】=「ボーイング社」

「A」がつくものは

【A】=「エアバス社」

ものになります。

米国企業:「ボーイング」ーThe Boeing Companyーご紹介!

ボーイング最新機種「ボーイング777x」ANAが導入予定!

アメリカ合衆国に所在する【世界最大】の航空宇宙機器開発製造会社

1997年にマクドネル・ダグラス社を買収したため、アメリカで唯一の大型旅客機メーカーであり、ヨーロッパのエアバス社と”世界市場を二分”する巨大企業

また旅客機だけでなく、

「軍用機」「ミサイル」「宇宙船・機器」

などの研究開発、設計製造を行っています。

ーANA「ボーイング」保有機材ー

  • 「777」-300,200
  • 「787」-10,9,8
  • 「767」-300,300F,300BCF
  • 「737」-800,700,500

欧州企業:「エアバス」ーAirbus SEーご紹介!

エアバス最新機種「A350-1000」JALが導入予定!

ヨーロッパ(欧州連合の内の4カ国)の航空宇宙機器開発製造会社

設立当初の事業体の名称はエアバス・インダストリー G.I.E.であったが、2001年に株式会社化されて

現社名に変更

「民間航空機メーカー」としてのエアバスは、2000年以降、親会社の航空防衛企業であるエアバス・グループの子会社として位置づけられていた。

2017年1月に両社が合併し、存続会社名をエアバスとすることで、この関係を解消した。

ーANA「エアバス」保有機材ー

  • 「A380」
  • 「A321」neo,ceo
  • 「A320」neo,ceo

【飛行機の見分け方】②:LCCのほとんど「A320」か「B737」

世界中で運行されている、LCC(Low-Cost Carrier)のほとんどが

「A320」「B737」

どちらかだと思います!

日本にも【LCC】は現在、4社運航されています。

ー日本のLCCー

  • ジェットスター・ジャパン(JALの非連結子会社)「A320」
  • Peach(ANAの子会社)「A320」
  • 春秋航空(JALの連結子会社)「B737」
  • ZIPAIR(JALの子会社)「B787」※国際線のみ

では、なぜ「B737」「A320」のみが

【LCC】が多い⁈

その【真相】を答えていきます!

ボーイングとエアバスの「ベストセラー機」

737の最新機種「ボーイング737MAX」

一番多く売れている機材なので、こんなメリットがあります↓

  • パーツも同じものが使え整備コスト↓
  • パイロットは機材を変えるごとに、免許の一部を取りなおす必要がある
  • よって、同一機材だとパイロットの手間が省けコスト↓
  • ベストセラーの為、1機辺りのコストが安い(110億円前後)
  • 取り扱う航空会社が多いので、売却先がたくさんある

他にもあり!LCCが「この2機」である理由

一番意識するのはいかに

コストを抑えれるか」

LCCを経営する上での”重要なポイント”になってきます。

LCCはサービス以外にも、これらの「企業努力」により

”搭乗券を安くする”

ことが可能になっています!

他の理由として

  • 両機種ともに「180席」程度
  • 利用者が少ない路線で、空席の割合を抑えれるサイズ
  • 幹線では満席の状態で、高頻度で運行することで売上↑
  • 大型機のように、乗り降りに時間がかからない
  • すぐに降り返しが可能
  • 航続距離が4,000~5,000㎞程度
  • 国内線から短距離の国際線まで就航可能

・・・以上のような、理由があるためです

【飛行機の見分け方】③:「エアバス」ーA320・A380ー

ANA:エアバスA380「フライングホヌ」

ANAのエアバス保有機材

「A380」「A320」

2つになります。

順番にそれぞれ特徴をみてみましょう!

【エアバス】A320シリーズ

小型機でLCCなどでも多く使用されています。

世界中で最も使用されている”飛行機の一つ”

スペックは以下の通り

座席数166席
全長37.6 m
全幅34.1 m
全高11.8 m
巡航速度840 km/h
航続距離2,380 km
最大運用高度11,900 m
最大離陸重量67.0 ton
エンジン型式名CFM56-5A1
エンジン推力11,340 kg X 2基
搭載燃料量24 kl

「A320シリーズ」の見分け方

  • 飛行機の頭がイルカみたいに形になっている
  • 主翼の先が「チョキ」と上に伸びている(シャークレットボーイングでは”ウィングレット”と呼ぶ」)

【エアバス】A380

「世界最大」の旅客機

ANAでは2019年にハワイ路線に投入。

3機投入し、最後の1機は2021年10月に受領(就航は年末年始⁈)現在は、コロナ蔓延の為、就航を断念しています。

航空機は、長期就航停止すると

莫大な整備費用

かかるので、定期的に

「チャーターフライト」

など”飛ばす”ことで、メンテナンス費用を浮かせ、逆に収益を上げています

これらは大人気のイベントとなっています!

「チャーターイベント」については以下をご覧ください↓

スペックは以下の通り

座席数520席
全長72.7 m
全幅79.8 m
全高24.1 m
巡航速度910 km/h
航続距離13,330 km
最大運用高度13,100 m
最大離陸重量560.0 ton
エンジン型式名Trent 970
エンジン推力34,088 kg X 4基
搭載燃料量320 kl

「A380」の見分け方

  • 総二階建て
  • エンジンが4発
  • かなり大型

【飛行機の見分け方】「ボーイング」ーB737・B767・B787・B777ー

ANAのボーイング機材「スターウォーズジェット」

ANA「ボーイング」保有機材は

「737」「767」「787」「777」

エアバスより、多くの種類を保有しています。

順番にそれぞれ特徴をみてみましょう!

【ボーイング】「737シリーズ」

こちらはエアバス「A320」同様

LCCで多く使用

日本国内でも

利用客が比較的少ない路線

短距離路線

などで、使用していることが多いです。

スペックは以下の通り

座席数120席
全長33.6 m
全幅35.8 m
全高12.6 m
巡航速度830 km/h
航続距離4,900 km
最大運用高度12,500 m
最大離陸重量70.0 ton
エンジン型式名CFM56-7B24
エンジン推力10,890 kg X 2基
搭載燃料量26 kl

「B737シリーズ」の見分け方

  • 尾翼が途中でカーブ
  • 翼の先が上向き(翼端にはウィングレットが取り付けられている)

【ボーイング】「767シリーズ」

国内だけでなく、アジア周辺の国際線としても使用されています

あまり、機種の”特徴がない”のが特徴(笑)

破壊的な上昇パワー

乗っていると”感じる”ことができます

スペックは以下の通り(※データは国内線専用)

項目データ
座席数270席(10席)
全長54.9 m
全幅47.6 m
全高15.9 m
巡航速度880 km/h
航続距離3,370 km
最大運用高度13,100 m
最大離陸重量131.0 ton
エンジン型式名CF6-80-C2B2
エンジン推力23,500 kg X 2基
搭載燃料量46 kl

「B767シリーズ」の見分け方

  • 翼の上に非常口が2つ
  • しっぽがストロー状(お尻が丸い)
  • 顔が777より”細い

【ボーイング】「787シリーズ」

主に国際線で使用されている中大型機

燃費も比較的良く

こちらが現在の国際線「主力機」になりつつあります

国内では、「羽田⇆那覇線」などで使用されています

スペックは以下の通り

座席数246席
全長62.8 m
全幅60.1 m
全高17.0 m
巡航速度910 km/h
航続距離14,200 km
最大運用高度13,100 m
最大離陸重量247.2 ton
エンジン型式名Trent 1000
エンジン推力31,660 kg X 2基
搭載燃料量126 kl

「B787シリーズ」の見分け方

  • エンジンがギザギザ
  • 翼の先が”スッ”としている(翼の曲線が特徴的)
  • お尻がとがっていて色がちがう

【ボーイング】「777シリーズ」

ボーイング「最大の大型機」

主に国際線で使用していますが、現在国際線は”あまり就航”していません

コロナ禍の余波は当分続くとの予想から、残念ながら

「777シリーズ」は早期退役

させていっています。

スペックは以下の通り(※データは国内線専用機)

項目データ
座席数405席(21席)
全長63.7 m
全幅60.9 m
全高18.5 m
巡航速度890 km/h
航続距離3,800 km
最大運用高度13,100 m
最大離陸重量202.9 ton
エンジン型式名PW4074
エンジン推力33,790 kg X 2基
搭載燃料量117 kl

「B777シリーズ」の見分け方

  • 乗客用のドアが2つ
  • 巨大なエンジン
  • お尻の先が”平べったく”つぶした感じにみえる(お菓子”ルマンド”みたい⁈)

【まとめ】コツをつかめば意外と”簡単”です!

  • 旅客機は「エアバス社」と「ボーイング社」2社の独占状態
  • LCCはほぼ「A320」「B737」で運行
  • 世界最大の旅客機「A380(フライングホヌ)」ANAは3機保有
  • ANAではエアバスより「ボーイング」のほうが、持っている機材が多い。

いかがでしたか⁈

日本初の旅客機「MRJ」は開発自体がほぼ”お蔵入り”になりました…

こうやって並べると、

種類は限られている

「特徴」をつかめば、簡単です!

※個人的には「A320」「B737」が見分けが難しいです…

是非とも【特徴】を覚えて頂き、空港などに行ったときに

”ちょっとした自慢”

してみませんか⁈(笑)

以上、参考になれば嬉しいです。

最後までご覧いただきありがとうございます。

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