【ドレスコードなし】キーンズ・ステーキはカジュアル可!パイプコレクションあるNY人気老舗店(2023/4)

その他

【マンハッタン中心部】ニューヨークに「3日間滞在」した際に訪れたお店をご紹介します。

ニューヨークには美味しいお店がたくさんあります。有名な食べ物はこちら

  • ステーキ
  • ベーグル
  • ピザ
  • パンケーキ
  • 屋台飯(ホットドックやオーバーライスなど)
  • ニューヨークチーズケーキ
  • パストラミサンドイッチ

…などなど、挙げればキリがありません。

そんな中、筆者が食べてみたかった本場「ステーキ」人気店

【キーンズ・ステーキハウス】

行ってきました。

今後、あなたがニューヨーク旅行行かれる際のご参考になれば幸いです。

本記事では以下のことを掲載しています↓

  • 歴史
  • 場所&予約方法
  • お店の雰囲気
  • 混雑状況
  • ステーキ基礎知識(肉部位)
  • メニュー
  • 食レポ&サービス(語学力含む)
  • 支払い金額
  • まとめ

【人気ベーグル店】別途訪問記を記事にしています

【歴史】1885年創業の老舗。元々は「パイプクラブ」歴代大統領も訪れた有名店

【創立者:アルバートキーン】

  • エリザベス朝時代から、パイプ喫煙は「脳の悪意」を消散させるのに有益とされていました
  • 当時のパイプは「硬質粘土」で作られており、壊れやすくここキーンズでも常連客のパイプを保管する機会が与えらえました。
  • キーンズでは50,000本近くのパイプが保管され、店内ではパイプが至る所に保管されています。
  • パイプには歴代大統領「ルーズ・ベルト」「ベーブ・ルース」「アルバート・アインシュタイン」など歴史上著名人の使用したものが飾られています。

このような歴史があり【世界最大のパイプコレクション】のお店でもあります。

「キーンズ・ステーキハウス」ニューヨーク市で

2番目に古いステーキハウスと認定。

ちなみに、1番古いとされているのはオールド ホームステッド ステーキハウス:1868年創業

【実はマトンチョップが有名】

キーンズはロンドンで設立された有名な劇場および文学グループである【ラムズ クラブ】の一員でした。そのマネージャーがアルバート・キーン

  • メニュー名は【伝説のマトンチョップ(OUR LEGENDARY MUTTON CHOP)】
  • 臭みがなく、非常に食べやすいとのこと。わざわざ、これを食べに全米各都市から集まってくることで有名。

【場所&予約】予約はネット予約可能!(72 WEST 36TH ST ニューヨーク NY 10018)

店内に飾られている著名人のパイプコレクション

【アクセス良好】

恐らくNYステーキで最も有名なお店は「ピーター・ルーガー」。こちらに行こうと思ったのですが、以下の理由で今回は断念しました……。

  • ネット予約は「2名以上」でないと不可(さらに24時間以内キャンセルした場合、40米ドルのクレカ自動決済のペナルティ
  • 場所が、中心地からやや離れているBrooklyn, NY 11211
  • 支払いが「現金のみ(クレカ不可)」
  • 2021年に東京にもできた(恵比寿ガーデンプレイスの近く)ちなみに東京のお店はクレカ使用可。

このような理由から今回はNY本場でしか、味わえないお店を選びました。

ちなみにNYステーキ有名店【ベンジャミン・ステーキハウス】も日本にあります。

【キーンズ・ステーキハウス】72 WEST 36TH ST ニューヨーク NY 10018

地下鉄駅にすぐ近く。エンパイアステートビルなど観光名所も徒歩圏内で立地は良好です。

【予約方法】「グーグル予約」が簡単!土日はすぐに埋まるので早めの予約必須!

簡単に予約することができました。確定すると「予約完了メール」が届きます

  • キャンセルする場合も、メールから簡単にできます。
  • ”一時金”なども特に必要なし

ちなみに、筆者の訪問1週間前に、予約確認すると終日「満席」になっていました。

【雰囲気】歴史を感じる建物。落ち着いた店内だが「カジュアルな恰好」でも入店可

【天井にはパイプ】

そこら中に「パイプ」が陳列されています。薄暗く落ち着いた雰囲気です。しかしドレスコードは特になく【カジュアルな服装】でも問題なかったです。

1Fの受付周囲には、たくさんのパイプが展示されています。著名人のパイプは額に入れて飾られていました。

【混雑状況】日曜日の17:30に予約。店内は多くの人で賑わっていた!

【5分前に入店】

受付ににて名前を告げると、すぐに案内。ディナータイムはこれからということで着席後すぐに満席になりました。(予約のない方は断れていました)

お店前入口には「店内写真」「メニュー表」などが展示。

筆者はバーカウンターがある2Fに案内されました。

バーカウンターはこんな感じ。

【ステーキ基礎知識】ステーキ店に行く前に「知っていおきたい」マメ情報!

意外と知っているようで知らない「部位(種類)」についてご紹介します。実は筆者も記事を書くまで名前程度しか知りませんでした(笑)

出典:Infogrades

ステーキ部位は基本的に赤枠部分。(上図がわかりにくい場合は、下牛図も合わせてご覧ください)

  • 【リブアイ】日本ではリブロースと呼ばれることが多く、肋骨周りの肉。「カウボーイステーキ」「トマホークステーキ」の骨もこの部分です
  • 【ショートロイン】リブから少し下(お尻)の部分。赤身が多く噛み応えがある。一般的には「ニューヨーク・ストリップ」「シェル」など別の呼び名でメニューに書かれています。
  • 【サーロイン】ショートロインより下の部分。ちなみにアメリカのサーロインは赤身が多く噛み応えがり、和牛とは別物と考えてください。
  • 【テンダーロイン】ショートロインとサーロインの間にある(またがった)部分。別名「フィレ・ミニョン」と呼ばれ、肉質はやわらかく希少部位。
  • 【シャトーブリアン】テンダーロインの一部で、一番柔らかい部位。

ちなみに・・・プライムリブ=リブアイではない⁈

【理由】プライムリブは、肋骨周りの肉ではありますが「低温でじっくり焼いたお肉」なので、アメリカの「豪快なお肉」をイメージするとちょっと違うイメージになるかもしれません。

【Tボーンとポーターハウスの違い】

  • 【Tボーン】牛の背骨(一番上)を挟んで片側が「ショートロイン(ストリップ)」一方が「フィレ・ミニョン」両方が味わるのがTボーン
  • 【ポーターハウス】Tボーン中で「シャトーブリアン」と呼ばれる、大きな「テンダーロイン(サーロインと比べて1/3以上)」が付いた部位は、特別に”ポーターハウス”と呼ばれます
お店によっては「Tボーン2人前以上」を”ポーターハウスと定義しているところもあるようです。

【肉品質】

  • 【プライム】全体からごくわずかしかとれない、格付けでは最高ランクに位置する高級品
  • 【チョイス】プライムに比べるとサシは少なめではありますが、依然高品質のお肉に与えられる格付け(日本国内で一番流通
  • 【セレクト】赤身の割合が多く、比較的、低脂肪・低カロリーで、価格も3つの中では一番お買い得

【ニューヨーク肉=熟成肉がおすすめ】

好みの問題でもありますが「ニューヨーク・ステーキ」有名店では、ピータールーガを始め熟成肉(aged beef)”を出すことで知られています。

この熟成で時間をかけ→うま味が増します(手間の分値段も高くなります)

  • 熟成方法は「ドライエイジング」「ウェットエイジング」があり、ウェットエイジングは容易に熟成できる為、採用しているお店が多いようです。

【メニュー】サイドメニューも豊富。注文するならやはり「Tボーン」

  • 【ディナーメニュー】左写真(一部)
  • 【ドリンクメニュー】右写真(一部)

ドリンクメニューはお酒が苦手な方でも「ノンアルコールカクテル」あります(上写真の左下メニュー)

  • 6名以上で来店される方に注意事項。
  • 左メニュー表下方に「6名以上は18%チップが発生します」と書いています。

【お店のオリジナルドリンク】

写真を撮り忘れた(すいません…)のですが、ワインビールお店の名前がついたオリジナルメニューも存在。

店員さんにおすすめビール聞いたところ「キーンズ・ビールが人気だよ」と言われ、注文しました。

【18米ドル(約2,500円)】

注文したものがこちら↑

あっさり系で、ほんのり甘口。苦味が少なくビールが苦手な方でも飲みやすい感じのビールでした。

【メインメニュー】拡大写真がこちら

ステーキ「72~172米ドル」。伝説のマトンチョップ「68米ドル」なっています。

  • 着席すると「パン」「野菜スティック」が自動的に配膳されます(たぶん無料。請求されていません)
  • これらは、少なくなったらすぐに補充されます。これだけでもお腹いっぱいになるので食べ過ぎ注意!
  • 海外では「野菜不足」になるので野菜を頂けるのはうれしいですよね!

右にあるのは「バター」。パンは温かく、ハード系のパン。野菜スティックは氷で冷やされ「人参・セロリ・オリーブ」がソースと共に並べられています。

野菜スティックにつける「タルタルソース⁈フレンチドレッシング⁈」がめちゃ美味しくバクバク食べました(笑)

【メニュー】キーンズ・ステーキの「ディナー」を順番にご紹介!(ランチやデザート・パブメニューは未掲載)

【前菜】キーンズ・ステーキ「ディナーメニュー」

【おすすめメニュー】

  • 厚切りスモークベーコン(大きなベーコンが2枚出てきます)
  • 複数人グループで注文されている人多かったです。

【ローバー(海鮮)】キーンズ・ステーキ「ディナーメニュー」

  • シュリンプカクテル(頼まれている方が案外いました)
  • 量は多めな感じ。

【ディナースペシャル】キーンズ・ステーキ「ディナーメニュー」

  • ロブスタービスクは注文しておきたいメニュー。ロブスターの身もしっかり入っており、濃厚でとても美味しかったです。

筆者が注文した「ロブスタービスク」

口に入れた瞬間から「ロブスター」の味と香り口いっぱいに広がります。また下写真のようなロブスターの身ゴロゴロ入っていました。

【メイン(お肉)】キーンズ・ステーキ「ディナーメニュー」

  • 「Tボーンステーキ」or「ポーターハウス」どちらかは、食べておきましょう(笑)
  • 「伝説のマトンチョップ」お店の看板メニューなので、お腹に余裕があるなら注文しておきたいところ。

【その他】キーンズ・ステーキ「ディナーメニュー」

  • ほうれん草のクリーム煮またはソテーは注文している方が多かったです。

【食レポ&サービス】メイン「Tボーン」を選択。1人だとこれだけでお腹いっぱい!

【実食】

焼き加減は「レア」。でもしっかり焼かれている感じでした。ウェルダンだと焼きすぎる⁈…みたいな焼き具合です。

  • 大きさは成人男性の握りこぶし「2つ分くらい」の大きさ
  • 小食でない人なら、食べきれそうな感じです。(筆者は1人で完食

【断面】

まあまあの厚み。ステーキ用ナイフで”サクッ”と切れます。個人的には脂が多い「サーロイン側」が好みでした(写真:サーロイン断面

自分のお腹はこれくらいが”限界”で、なんとか食べきれた…。それをみた店員さんに「good!」と笑顔で言われました(笑)

【支払い金額】1人だと割高。数名でシェアすれば割安になる⁈

1F受付にある”お店紹介”が書かれている本

【支払い額】

【115.2米ドル(約15,600円)】

チップ込み(15%)金額。クレジットカードにて決済。

テーブルにウェイターさん来て「その場で決済」してくれます。チップは指定された数字を入力(ボタンを押す)方式です。

チップは「15%」「20%」「25%」3択しかなく、自分は15%支払いました。

【まとめ】リピ決定のお店。しかし他にも試したいお店がたくさん…。

【良かった点】

  • 一人でも気軽に入店でき、立地も良し
  • 水やパン等の補充が早く、注文タイミングも絶妙。店員さんが、常に気にかけ話しかけてくれた。
  • 予約もグーグルからスマホで気軽にできる

【改善点】

  • 1人だと、やはり量多く食べきれない
  • お肉はやや固い印象

次来店する時は「伝説のマトンチョップ」を食べてみたいと思います!

以上、ニューヨーク行かれる方のご参考になればうれしいです。

最後まで、ご覧いただきありがとうございます。

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