「2025年」どんな世界を創造しますか?
この記事では、後述する本を元に今後の
”世界を動かす11社”
をご紹介。
その11社はこちら↓
- Amazon
- Apple
- Microsoft
- インポッシブル・フーズ
- ショッピファイ
- ロビンフッド
- テスラ
- クラウドストライク
- ネットフリックス
これらの企業から創造できる「今後の未来予想」について解説します。
今回のキーワードは”3つ”
- 業界の壁が崩壊
- 体験が軸になる
- データーを制する者が未来を制す
これらになります。
まずは
「2025年」を制する”11社”
をご紹介。
続いて「未来予想」について解説します。
2025年を制覇する破壊的企業:”GAFAM”の思惑
「GAFAM」はもうご存知でしょうか?
- 「Google」
- 「Apple」
- 「Facebook」
- 「Amazon」
- 「Microsoft」
の頭文字からとっている「世界を代表する企業」です。
これらの時価総額は、
「100兆円以上」
今後も伸び続けていく企業です。
それでは、「GAFAM」の”2025年未来予測”をお伝えします。
2025年”Google”:検索後の世界から「検索前」の世界へ
Googleが次に考えているものは「検索」自体を不要にしてしまうこと。
それは例えば”こんな世界”
- 毎週金曜日の夕方になると、「レストラン」というキーワードを検索するユーザー
- その傾向をGoogleはデータとして持っている
- 結果、金曜の夕方ブラウザを立ち上げると、「自動」でおすすめのレストランを紹介
こんな感じです。
2025年”Amazon”:アレクサ君、屋外へ進出。ついに街全体を食いに来る
Amazonが次に考えているのはAI「アレクサ」
街との会話のベースがアレクサになる
それは例えば”こんな世界”
- ガソリンスタンドに”アレクサ”が搭載されていて、「アレクサ、ガソリン代払って」と伝える
- すると自動的にクレジットカードで支払いが済まされる
- ”旅行ガイドブック”を購入するとアレクサは「おすすめの航空、ホテル、レストランはこれ!」と提示してくる
他に「保険事業」にも乗り出す…かも⁈
こんな感じです。
2025年”Facebook”:2万km離れた人と目の前で会話ができる世界へ
Facebookが次に考えているのは「アバター」
自らの分身を通じて他の参加者と交流する
- 人同士のコネクションに注力しながらも、生活すべての基点がFacebookで行われる
- 仮想通貨「リブラ」の展開も計画している
こんな感じです。
2025年”Apple”:視覚から聴覚、嗅覚へ。人間の五感すべてを占領
Appleが次に考えているのは「金融事業」”Appleカード”
それは例えば”こんな世界”
- クレジットカード機能以外にも「会計アプリ」としての機能
- iPhoneへの「囲い込み」をする
- 定額制サービス「アップルワン」でのフィットネスや睡眠分析など”健康関連”の開発
2025年”Microsoft”:スマートシティのOSの覇者になる
Microsoftが次に考えているのは「都市OS」の獲得
”公共機関システム”の受注
- 日本政府の一部のシステムは「Amazon」が担うことが決定
- アメリカでは「Microsoft」が受注
- 次に狙っているのは、ライバルがすでに参入してる「日本」
こんな感じです。
2025年を制覇する破壊的企業:”GAFAM”以外の「6社」とその思惑
「GAFAM」以外の”6社”はこちら
- ネットフリックス
- テスラ
- インポッシブル・フーズ
- ロビンフッド
- クラウドストライク
- ショッピファイ
順番にご紹介します。
2025年を制覇する「GAFAM」以外の”6社”:「ネットフリックス」
「ネットフリックス」は将来こんな企業になる(もしくは進行中)
ー2億人以上の嗜好に合わせた映像を届けるー
- 映画やドラマはリアルタイムにストーリーが変わる時代
- いずれはAIにより人の喜怒哀楽、表情を分析し、その人が最も感動するシナリオを繋げる
2025年を制覇する「GAFAM」以外の”6社”:「テスラ」
「テスラ」は将来こんな企業になる(もしくは進行中)
ー東京・大阪間を時速1,000kmのリニアでつなぐ⁈ー
- 地中で真空チューブの中で走る「ハイパーループ」構想。時速1,000km
- 電車の2倍速く、40%安いロボタクシーも広める
- 自動で好きな所に連れて行ってくれる
- サブスクリプションでソーラーパネルを設置する「パワーウォール」構想
- 「イーロン・マスク氏」の存在が強み
「イーロン・マスク」氏の発言が市場を混乱させる⁈
CEOの「イーロン・マスク氏」の発言は世の中にかなりの影響があります。
「テスラ」は
時価総額米国企業TOP10企業
少し前に、テスラが「仮想通貨」”ビットコイン”を購入(急騰した)。
その後イーロン・マスク氏が発言した内容で「暴落」し、相場がかなり荒れました。
※詳細が知りたい方はこちらからどうぞ↓
2025年を制覇する「GAFAM」以外の”6社”:「インポッシブル・フーズ」
「インポッシブル・フーズ」は将来こんな企業になる(もしくは進行中)
ー「ベジタリアンだっての肉の食感がほしい!」を実現ー
- 食業界に大革命を起こす企業
- 「大豆ミート」代替肉が注目されている
- 精肉業界、牛豚の生産者、漁業関係の仕事を破壊していく
2025年を制覇する「GAFAM」以外の”6社”:「ロビンフッド」
「ロビンフッド」は将来こんな企業になる(もしくは進行中)
ー証券業界初の「売買手数料0」で投資が当たり前の世界をつくるー
- 業界を180度変えたフィンテック界きってのユニコーン企業
- 「売買手数料無料」を打ち出し、スマホアプリでゲームをやっている感覚でトレードができる
- これにより10~20代を呼び込んだ(同時に色々な”キャンペーン”を使い爆発的に利用者を増やした)
ロビンフッドの”ちょっとした話題”を紹介。
”ゲームストップ”という米国のゲーム会社(日本でいう”ゲオ”的な会社)
現在は、オンラインゲームが主軸となり、決して業績がいいとはいえない企業でした。
ヘッジファンドがその会社に目をつけ「空売り」で、利益を得ようと”仕掛け”ていたところ…
- ロビンフッドのアプリで若い個人投資家が日本でいう「2ちゃんねる」みたいな口コミサイトで個人投資家同士が”口合わせ”して株を買いまくり株価が値上がりした。
- その結果、ヘッジファンドが「大損」をしたという話。
このような話題が出る時は
だいたい”バブル”の時が多い
とのことで”いつバブル崩壊が起こるのか?”と米国の株式市場全体が大荒れしました。
2025年を制覇する「GAFAM」以外の”6社”:「クラウドストライク」
「クラウドストライク」は将来こんな企業になる(もしくは進行中)
ー”1億総テレワーク社会”のトリガーになるー
- 全企業が在宅勤務を実現できる時代へ
- クラウドに繋がっている間は常に、端末ならびに利用者のアカウントをチェックし、セキュリティチェックをしている
- サブスクリプション型で1台900円
- 1分でウィルスを検知し、10分で調査。60分で封じ込める
2025年を制覇する「GAFAM」以外の”6社”:「ショッピファイ」
「ショッピファイ」は将来こんな企業になる(もしくは進行中)
ー10兆円ベンチャー、アマゾンと楽天を破壊するー
- 企業のECサイト開発・運営
- モバイル対応の使い勝手がよく急激に成長している
- 「ディズニー」「ナイキ」「ルイヴィトン」「ワークマン」などアマゾンや楽天に出品せず、ショッピファイを利用。
世界最先端「11社」がつくる”3つ”のメガトレンド
11社が今後、どうような「メガトレンド」を生み出すのか⁈簡単にご紹介します。
それには大きく”3つのトレンド”があります。
- 業種の壁崩壊とコングロマリット化の再来
- ハードでもソフトでもなく”体験”が軸になる
- データを制するものが未来を制す
順に解説します。
メガトレンド①:「業種の壁崩壊とコングロマリット化の再来」
「コングロマリット」は”複合企業”という意味。
少し前のコングロマリットの”イメージ”
- 本業で儲けたアセットを他の事業に展開
- 「ハードウェア」から→「ソフトウェア」への進出
今後の「コングロマリット」化とは
- すべての事業がデータで連携
- 「ソフトウェア」から→「ハードウェア」ビジネスなどに進出
例えば、「Google」(ソフトウェア)がモバイル事業を強化しようと、「「Motorola(モトローラ)」(ハードウェアの会社)を買収したのはいい例。
その目的は「特許」
あとは早々に解体しました。
メガトレンド②:「ハードでもソフトでもなく”体験”が軸になる」
11社が大切にしてるのは「ミッション」「ビジョン」
2025年の未来では、もう一歩先の「検索」をします。
- 検索する人の「属性」
- これまでの検索履歴などのデータを分析する
- 「欲しい情報」がブラウザを開くだけで表示される
言わば…
「究極のおもてなし」
を常に受けれる状態。
メガトレンド③:「データを制するものが未来を制す」
無人店舗「amazon go」
なぜAmazonは、これを展開するようになったのか⁈
それは…
- EC以外、リアルでの顧客の情報も取り入れたいから
- 最終的には「車」「電車」など、人の生活の24時間に密接し、あらゆる時点で”タッチポイント”を持ち、顧客に関する情報を得ていく
「コングロマリット」のトレンドに乗るためには
「事業の繋ぐデータ連携が必須」
逆にないと意味がありません。
そのため、企業はいま躍起になって「データ取得」や「解析力」に力を入れています。
2025年を生き抜くために…
4年後に破壊される「企業」、台頭する「企業」
ー飲み込まれる業界ー
- 「自動車業界」
- 「金融」
- 「小売り」
- 「エネルギー」
- 「ゲーム」
- 「システム(Sler)」
- モビリティ/対面だけの教育
「キーワード」は
会社に依存しない
ストラクチュアル・ホールになる
※ストラクチュアルホールとは「点」と「点」を繋ぐ、架け橋のような存在になること。
4年後を”生き残る”ために必要な「スキル」をご紹介
ー必要なスキルー
- 英語
- ファイナンス
- データサイエンス
- プログラミング
- ビジネスモデルを読む
本の内容:「目次」をご紹介
はじめに 5年後の未来はこの11社が決定づける
- 通勤は電車の200%コスパのいい”ロボタクシー”
- 出張先の宿はAppleホテル
- AI先生、小学2年生に九九を教える
- アレクサクッキングシェフご用達の大豆肉のステーキ
- 100万通りのシナリオがある『愛の不時着2』
- 「ニューヨーク金融機関×ハーバード大学院理学修士×元Google×ベンチャー投資家」による未来予測
- GAFAだけ見ているのは日本だけ
第1部 2025年はどうなっているか?
- 【第1章】世界最先端11社の思惑と3つのメガトレンド
- 【第2章】11社がつくるメガトレンド①:「業種の壁崩壊とコングロマリット化の再来」
- 【第3章】11社がつくるメガトレンド②:「ハードでもソフトでもなく”体験”が軸になる」
- 【第3章】11社がつくるメガトレンド③:「データを制するものが未来を制す」
第2部 2025年を生き抜く処方箋
- 【第1章】5年後に破壊される企業、台頭する企業
- 【第2章】5年後、あなたの仕事はこう変わる
著者紹介:「山本康正」
- 1981年、大阪府生まれ。東京大学で修士号取得後、米ニューヨークの金融機関に就職。ハーバード大学大学院で理学修士号を取得。
- 修士課程修了後グーグルに入社し、フィンテックや人工知能(AI)ほかで日本企業のデジタル活用を推進。日米のリーダー間にネットワークを構築するプログラム「US‐JAPAN Leadership Program」フェローなど得て、2018年よりDNX Venturesインダストリーパートナー。
- 自信がベンチャーキャピタルえありあがら、シリコンバレーのベンチャーキャピタルへのアドバイスなどを行う。
まとめービジネススキルを高めていこう!ー
- GAFAM+6社は世界を変えていく企業
- 今後企業は「コングロマリット化」していき、”業種の壁”がなくなっていく
- キーワードは「会社に依存しない」「ストラクチュアル・ホール」になること
いかがでしたか?
2025年を制覇する11社の「凄さ」や、今後の「未来」がみえてきたかと思います。
これらを逆算して、破壊的企業に淘汰されないためにも、
自分の”ビジネススキル”を高め
日々努力していき、新しい「ビジネスモデル」にも敏感になりましょう!
※記事の元となる”本”が気になる方は、以下からも購入が可能です。
以上、参考になれば嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございます。
コメント