自分が「米国株」投資をする”きっかけ”になった本
【資産形成】に興味があり、ふと立ち寄った本屋でみた
「バカでも稼げる」という言葉
ひかれ、自分も米国株投資を始めてみようと決意しました!
【書評】内容は、タイトルとは裏腹に
「堅実(慎重)な投資方法」
記載されており、内容も非常にわかりやすかったです。
その中で、特に”おすすめ”は
「景気循環別」「セクター別」
ポートフォリオの考え方
この考え方こそ【秘密のポートフォリオ】になります。
本記事では、以下の流れで解説していきます!
- 【米国株】最強すぎる件
- 【お金が働く】高配当マネーマシンの作り方
- 【投資初心者】「高配当ETF・インデックスファンド」で分散投資
- 【著者紹介】YouTuber「バフェット太郎」
- 【内容紹介】目次
【高配当マネーマシン作り方】のみ知りたい方は
記事を飛ばして読んでくださいね!
【YouTuber高橋ダン】リスク管理に適した「ライオン戦略」ポートフォリオがおすすめ!詳しくは以下をご覧ください
【米国株】最強すぎる件ー日経平均は”横ばい”状態ー
【米国株】日本株は「バブル時期」からほとんど株価が変わっていません(日経平均)
対して、米国3指数は・・・
- NYダウ
- S&P500
- ナスダック
すべて右肩上がりで上昇を続けています
圧倒的な勝率「年間でプラスになる確率66%」
【年間騰落率】1928年~2019年にかけての米国株「S&P500」回数データは…
- 年間騰落率がプラスだった年は61回
- 年間騰落率がマイナスだった年は31回
つまり・・・
「3年間内で2年はプラスリターン」
さらに4年に1回は
20%以上もの上昇率
なっています。
20年間米国株を保有すると必ず「プラス収益」になる
【20年間プラス】”いろんな研究”によって導き出されているのですが、
米国株は20年保有する
これで、実質ベースでは損失が出たことがありません
「対象期間」を変えたいくつかの統計でも同じ結果だそうです。
「GAFAM」など”圧倒的”な企業がある
【GAFAM】みなさんが知っている(使っている)であろう米国企業
一応、説明すると…
- 「グーグル(アルファベット)」
- 「アップル」
- 「フェイスブック」
- 「アマゾン」
- 「マイクロソフト」
これらたった【5社】で、日本の上場企業すべての”時価総額”を足し合わせても
【GAFAM】に勝てません!
よって・・・「世界的な”有名企業”に投資したい」と思ったら
米国株一択です
さらに・・・米国には【GAFAM】のような”日々成長”を続ける
魅力的な企業がたくさん!
25年以上”連続増配”企業:米国【100社以上】日本「花王1社」のみ
営業利益率「15%」以上が望ましいのですが、上図グラフで水準に【三期連続】達成している企業は・・・
米国三社のみ
- 「コカコーラ」54年連続増配
- 「P&G」61年連続増配
- 「J&J」54年連続増配
上記企業は半世紀にわたって【増配】を実施しており、日本は「花王」のみです。(※いずれのデータは本書の執筆時点)
この本を最初に読んだ際、日本の連続増配当株の企業に対して
こんなに少ないのか⁈
衝撃的でした・・・
日本では「株主連帯責任」の精神が強い為、こんな考え方が原因になるようです…
「不況なんだから仕方ないでしょ、株主も一緒に責任取ってくださいね」
これにより
減配する銘柄も多いようです
一方、米国では「減配は経営失格」の烙印が押されることを意味するので、簡単に減配することが少ないそうです。
この辺からも「株主」に対する考え方が、全く違い
『株主を大切にする』
考えが強いことがわかります。
【お金が働く】高配当マネーマシンの作り方
【高配当投資】バフェット太郎氏の「ポートフォリオ」は高配当再投資戦略を最適化されていて
「お金がお金を生むマネーマシン」
なっており、資産が【永続的】に増え続けることが期待できます
【高配当再投資】ポイントは以下のとおり↓
- 長期保有(バイ&ホールド)にふさわしい銘柄であること
- その銘柄は永続的に安定したキャッシュフローが見込める銘柄
- 株主還元策に積極的かどうか
- これらを8~16銘柄へ分散投資する
【分散投資におけるデメリット】
分散投資する際は、あまり細分化(20銘柄以上)し過ぎると・・・
- ポートフォリオの管理が難しい
- 売買手数料がかさむ
以上のような、ことがあるため
バフェット太郎氏は「8~16銘柄」
推奨しています
ちなみに本書ではこんな表現をしています↓
「カルピスをおいしく飲むにはちょうど良い量の水が必要です」
では、実際に
「マネーマシン」つくっていきます
【マネーマシン作り方】STEP1:「銘柄数」の決定
【銘柄決め】まず初めに、あらかじめ保有したい銘柄数を決定します。
前述した通り、最適銘柄数は「8~16銘柄」になるので
最初は『10銘柄』程度を目安
ポートフォリオを構築することをおすすめします
- 一度決めた銘柄をずっと守り続ける必要はない
- 運用している途中で、投資したい銘柄も出てくる
- よって、最初は大雑把に決めても大丈夫!
【マネーマシン作り方】STEP2:「景気循環別」による「銘柄数」の決定
【景気循環別】それぞれの景気局面に強いセクターというのがあります!
具体的には、次の通りです↓
- 【回復】ハイテク株、金融株
- 【好況】資本財株、一般消費財・サービス株、素材株
- 【後退】エネルギー株
- 【不況】生活必需品株、ヘルスケア株、通信株、公益株
これらに分けることです。
例えば、2017年は景気の回復局面にあたるため、GAFAMに代表されるような主要
「ハイテク株」が好調でした
これらを踏まえて、例えば…
- 「回復2銘柄」
- 「好況4銘柄」
- 「後退1銘柄」
- 「不況3銘柄」
という具合に分散投資をした「ポートフォリオ」をつくります。
「ポートフォリオをつくる上でのポイント」
分散投資している銘柄が少なければ少ない程、
1銘柄当たりの「影響が大きく」
逆に【分散投資】している銘柄が多ければ多い程「影響は小さく」なります。
- 【積極的】ポートフォリオ→8~10銘柄程度
- 【保守的】ポートフォリオ→16~20銘柄程度
【マネーマシン作り方】STEP3:「個別銘柄」の決定ー黄金銘柄30種ー
バフェット太郎氏厳選!マネーマシンに最適な黄金銘柄30種をご紹介!
【ハイテク】回復期につよい銘柄
ティッカー | 社名 |
AAPL | アップル |
MSFT | マイクロソフト |
INTC | インテル |
IBM | IBM |
【金融】回復期につよい銘柄
ティッカー | 社名 |
WFC | ウェルズ・ファーゴ |
USB | USバンコープ |
【資本財】好況期につよい銘柄
ティッカー | 社名 |
MMM | スリーエム |
UNP | ユニオン・パシフィック |
CAT | キャタピラー |
EMR | エマソン・エレクトリック |
【消費財・サービス】好況期につよい銘柄
ティッカー | 社名 |
HD | ホーム・デポ |
MCD | マクドナルド |
【エネルギー】後退期につよい銘柄
ティッカー | 社名 |
XOM | エクソン・モービル |
CVX | シェブロン |
【生活必需品】不況期につよい銘柄
ティッカー | 社名 |
PG | プロクター&ギャンブル |
KO | コカ・コーラ |
PEP | ペプシコ |
PM | フィリップ・モリス・ インターナショナル |
MO | アルトリア・グループ |
WMT | ウォルマート |
CL | コルゲート・パルモリーヴ |
MDLZ | モンデリーズ・インターナショナル |
KHC | クラフト・ハインツ |
【ヘルスケア】不況期につよい銘柄
ティッカー | 社名 |
JNJ | ジョンソン・エンド・ジョンソン |
ABBV | アッヴィ |
AMGN | アムジェン |
ABT | アボット・ラボラトリーズ |
【通信】不況期につよい銘柄
ティッカー | 社名 |
T | AT&T |
VZ | ベライゾン・コミュニケーションズ |
【公益】不況期につよい銘柄
ティッカー | 社名 |
SO | サザン |
【投資初心者】「高配当ETF」「インデックスファンド」で分散投資するー面倒な手間を解消!ー
【ETF・インデックスファンド】これ1つに”投資するだけ”で、まとめて投資できるので・・・
数百社に「分散投資が可能」
【有名高配当ETF】
米国株高配当ETFはこちら↓
- 【SPYD】SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF
- 【VYM】バンガード米国株高配当ETF
- 【HDV】iシェアーズコア米国高配当株ETF
などがあります。
【高配当インデックスファンド】
【SBI証券】上記の”VYM”のETF連動した
【VYM】連動インデックスファンド
あります!
【著者紹介】:YouTuber「バフェット太郎」
- 日本一アンチの多い米国株ブログ「バフェット太郎の秘密のポートフォリオ」の管理人。23歳の時に300万から日本の中小株で投資を開始。
- 企業分析をするうちに日本株に失望したことに加えて、ジェレミー・シーゲル著『株式投資の未来』の影響を受けて、2015年夏頃より米国株にシフト。
- 現在の運用資産は5000万円で、コカ・コーラ株やジョンソン・エンド・ジョンソン株など米国の超大型連続増配高配当株10社に均等分散投資している。
- また、毎月米国企業から受け取っている10万円超の配当金は組み入れ比率最低銘柄に再投資することで均等を維持させ、資産の最大化を目指している。過去二年間のトータルリターンは30%弱。
- バフェット太郎のYouTubeチャンネルはこちら↓
【内容紹介】目次
序章 庶民がお金持ちになれるたった一つの方法
- マイホーム購入なんて”クソダサい投資”を平気でやる日本人
- 米国投資でローリスクに1,000万円稼いじゃった件
コラム:ガソスタ店員が37歳からはじめた米国株で10億円
第一章 本当は死ぬほど簡単な米国株投資
- 米国株投資なんてスタバでフラペチーノ飲むくらいカンタン
- 米国株投資家のための秘密の情報源
- 「米国株ってどこで買うの?」って人への基礎のキから教えます!
第二章 米国株が最強すぎる理由を挙げてみた
- 200年間の資料を調べた結果「債券より株式」って証明された
- 配当投資するなら絶対アメリカ!っていうこれだけの根拠
- ガラケ→iPhoneくらい日本株→米国株は自然な流れ!
- 為替・税のリスクを補ってあまりある米国株の最強っぷり!
- 米国株はブームじゃなくってこれからのスタンダード
- 株式に長期投資してないとインフレで悲鳴上げて死ぬかもよ
- プロが銘柄分析とか色々しても市場平均すら勝てない現実
- 世界の投資賢者が勧める黄金のポートフォリオ
- S&P500ETFより配当再投資はスゴイかも!
第三章 金が金を生む高配当マネーマシン その作り方
- 安定したCF+還元に積極的 この2点が長期保有すべき配当銘柄
- 8~16銘柄への分散投資がカルピスでいう「おいしい薄め具合」
- 本当は難しいバリュエーション投資
- 高営業CFマージンでもセクター分散しなければハイリスク
- 素人にはバリュー株投資がオススメ ただし下落に動じるな!
- 配当を再投資する・しないで7億円以上の違いが出ちゃった!
- バイバック株投資にはゴミ株に買い向かう勇気が必要
- さあっ!最強のマネーマシンを作ろう!
- バフェット太郎厳選!賢者のための黄金銘柄30種
コラム:ピケティが証明した資本主義の残酷さ
第四章 ど素人投資家への正しい投資技法
- カンタンなルールに従うロボット投資家たれ
- 「みんなの意見」って大体クソ 自分の投資スタイルは崩さない
- クソダサい投資家の「残念投資法」一覧
- なぜ臆病な投資家ほど儲けるのか
- 「バブルじゃない」って思うほどバブルだったりする
- 地味だけど大切な積立投資とリバランス
- 「わかる未来」への投資は競馬やパチンコとはやっぱ違うでしょ
- 米国株の未来予想①2043年まで強く相場!
- 米国株の未来予想②利回り格差マイナスからプラス時に大暴落
まとめー自分にあった高配当ポートフォリオを作ろうー
- 米国株は世界最強の投資先
- 投資は「セクター別」や「景気循環別」でリスク分散させる
- 高配当株を「再投資」することでお金がお金を生むマネーマシンをつくる
いかがでしたでしょうか⁈
ご紹介した記事は、本に書かれている一部なので
「米国株高配当投資」に興味がある
【投資を始めたい方】【高配当投資が気になる方】是非とも一度手にとって読んでみてくださいね!
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【Vポイント完全攻略】SBI証券×三井住友カードの”クレカ投資”でたまるマイル(ポイント)について解説しています!詳しくは以下をご覧ください
最後に、投資は誰にも依存せず、最終的に自分で判断することが大事です。
以上、参考になれば嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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